一般社団法人ふくい市民国際交流協会 平成26年度 活動報告 (前期:4月~9月))
こども対象企画 ワールドツアー「世界一周の旅に出よう!」を開催しました!
  9月27日(土)に旧春山保育園において、中国、マレーシア、ブラジル、チリ、アメリカからの福井市在住外国人の方々に、それぞれのブースで、その国の食べ物、有名な場所、お祭りや有名人などについて紹介していただきました。
子供たちは、ワークブックに書き込んだり、パスポートにその国の国旗シールを貼って、その国に行った気分を味わいました。
※8月10日(日)に開催予定で台風11号の影響で中止となった替りとして改めて開催いたしました。
第9回「天眼杯」中国国際少年児童漫画大会授賞式を開催しました。
   第9回大会には、中国国内および世界各国(アメリカ、カナダ、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス、トルコ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピン、韓国など)から36,769件の応募があったなか、福井市からは、特等賞1作品、金賞4作品、銀賞10作品、銅賞19作品、優秀賞15作品が選ばれました。

 金賞以上の受賞者名簿
 賞   学校名   氏 名      題 名
特等賞 福井高等学校 高村 愛里 寝言
金 賞 福井高等学校 吉田 真理 私は悪夢から生まれた
羽水高等学校 河合 彩名 溶けこむ
灯明寺中学校 杉本 菜緒 時間を忘れて夢をみたい
灯明寺中学校 美濃村 あずさ 世界をつなぐ馬

多文化共生のまちづくり事業「ブラジル料理をつくろう」を開催しました。
 
 9月20日(土)東安居公民館において、地区にブラジル料理作りを行いました。
参加者は、外国人12名、日本人14名の26名でした。

 普段、日本語サポートクラスに通っている子どもたちも参加して、東安居地区住民とともに、パステウというスナック(日本の揚げ餃子のような食べ物)を作りました。
 料理作りの後は、福井市内の小中学校でポルトガル語の通訳ボランティアの活動をされている田中さんからブラジルについて紹介していただき、参加したブラジル人住民と日本人住民が、楽しく交流しました。
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 多文化共生セミナー 「HAFUハーフ」上映会と多文化共生トークを開催しました!
 
 9月18日(木)福井県国際交流会館において、ハーフとして生まれた5人のドキュメンタリー映画「HAFU」を鑑賞し、パネリストに福井市在住の外国にルーツを持つ3人の方、講師に福井大学国際交流センター教授の虎尾憲史氏をお招きし、多文化共生の必要性を学びました。

参加者 34名(外国人8名、日本人26名)

 パネルトークでは、「ハーフという言い方は日本でしか聞かない。Mixed rootsのほうがしっくりする。または二つの文化を持つので、ダブル。」「25年前は外国人はほとんどいなかったので、『外人、外人』と言われたこともある。」「これからはミックスの子どもたちが増えていく。暮らしやすい町になってほしい。」「父と母の文化を持つ、”ありのままの私”でいたい。」「お互いに見える関係をつくるべき。偏見はすぐに破ることができる。」「国内でも土地、育ち、環境など違う文化がある。多文化共生の訓練は、今までにされているはず。お互いが歩み寄っていける社会を作っていくべき。」など、それぞれの体験に基づいた話がなされました。
タイの文化とタイ語、タイ料理の講座を開催しました。
 
 日本に来て3年になりますタイ出身のアンチャリーさんを講師にお招きし、アジアンエスニック料理の代表、タイ料理の講座を3回とりいれた文化講座(5回コース)を開催しました。

 ☆★☆ 講座プログラム ☆★☆
 7/ 18  タイの文化紹介
   アンチャリーさんのふるさとを紹介
 7/ 25  タイ語講座 簡単な表現を楽しく学び
 8 / 8  タイ料理講座① 
   タイカレー、トムウンセン(春雨サラダ)
 8/ 22  タイ料理講座② 
   カオソーイ(チェンマイラーメン)
 レッドカレーペーストの辛さとココナツミルクのマイルドなコクが、絶妙でした。
 9/ 5  タイ料理講座③
   ラープムー(豚ひき肉の和え物)
   ソムタム(パパイヤサラダ)
 珍しい食材青パパイヤは、甘くなく、歯ごたえがしっかりしています。
 切り方もとてもユニークで、タイ流千切りを習いました。
第8回全国あかりサミット in ふくいの「全国あかり展」に参加し、キャンドルで世界地図を描きました !
   8月23日、24日に一乗谷朝倉氏遺跡で行われた越前朝倉万灯夜で同時開催された「全国あかりサミット・全国あかり展」に当協会も参加し、キャンドルの灯りで世界地図を作りました!
 外国人15名と日本人17名のボランティアが、320個のキャンドルを広場に並べ、幅8メートルほどに並んだキャンドルに火を灯すと朝倉氏遺跡の広場に、幻想的に光る世界地図が浮かび上がり、多くの来場者を魅了しました。
 また、アジアの国々の灯りに関する行事の紹介パネルを展示し、それに合わせて台湾の元宵節に行われるランタン祭りで一斉に夜空に放たれる「天灯」と呼ばれる大型ランタン3つ(台湾出身のボランティアの方が寄贈)を展示しました。
 ボランティアには、今年3月にアメリカのフラトン市を訪問したジュニア大使の中学生も浴衣姿で参加してくれました。
ワールドツアー・夏休み企画「世界一周の旅に出よう!」を開催しました!
   8月12日(火)に旧春山保育園において、インドネシア、バングラデシュ、アイルランド、ペルー、カナダからの福井市在住外国人の方々に、それぞれのブースで国の紹介をしていただきました。
 また〇×クイズでは、カナダの湖の面積を合わせると、日本の面積の2.5倍もあることや、インドネシアには17,000以上の島があると知って、参加した子どもたちは驚いていました。

 8月10日(日)にも開催する予定でしたが、台風11号の影響で中止となりました。その替りとして9月27日(土)に改めて開催する予定です
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外国籍児童生徒サポーター研修会を開催しました!
   8月6日に福井県国際交流会館において、帰国・外国人児童生徒の学力の実態と適切な学習指導についてを学ぶ研修会を開催し、54名の方が参加しました。
 東京外国語大学の伊東祐郎教授を講師にお招きし、児童生徒の日本語力を把握するための評価方法「外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメント(DLA)」について学びました。
 福井市教育委員会にご協力いただき福井市教職員課題別研修プログラムの一環として多くの学校の先生方にもご参加いただきました。
 DLAの冊子を読んだだけではわからない部分を映像を交えて具体的にご教授いただき、参加者からは次のような声が聞かれました。
「どこから手をつけてよいか分からなかったが、研修を受け、どのようにしていけばよいかイメージがつかめた」
「全体像が見えてきた」
「学校現場で指導の方針を導くのに活用できる」
福井市の友好都市水原市の市民とスカイプを使って交流してます!
   福井市の友好都市である韓国水原市の水原市国際交流センターで日本語を学ぶ水原市民と福井市の韓国語学習者
が、インターネット電話サービスの「スカイプ」を使った交流を行いました。「両市の紹介と交流」をテーマに、日本語や韓国語が入り混ざったにぎやかな交流になりました。
 今後も月1回、3月まで開催する予定です。

  開催日: 7月7日(月) 8月11日(月)
  会場:  福井県国際交流会館 
7月は、地域交流促進事業(外国人講師派遣)でタイ、韓国など多くの地域交流を行いました!
   
地域住民との交流を通して異文化理解を促進し、多文化共生の地域づくりを推進するため、地域の学習講座や行事等に外国籍市民を派遣しました。7月の派遣は次のとおりです。


 7月10日(木) 木田デイホーム  タイ
   12日(土) 湊デイホーム  韓国
   22日(火) 円山デイホーム  ブラジル
   26日(土) たんぽぽ児童館  韓国
   29日(火) ひまわり児童館  アメリカ
   29日(火) すみれ児童館  モンゴル
   31日(木) 一乗デイホーム  ブラジル
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コロンビア文化とコロンビア料理講座を開催しました!
   コロンビア出身のパトリシアさんを講師にお招きし、コロンビアの文化やスペイン語を学びました。
 また、料理講座では、コロンビアの伝統的な家庭料理を作りました。

7月 7日 コロンビアの文化紹介
7月14日 スペイン語講座
7月28日 コロンビア料理講座
       アヒアコ(じゃがいもと鶏むね肉のスープ)
       サラダ
8月11日 コロンビア料理講座
       パエリヤ
交流型日本語教室「しゃべり場」を開催しています!
   外国籍市民が、日本人市民とともに、交流を楽しみながら、テーマに沿って、日本文化を知り、「読む、書く、聞く、話す」ことを、学ぶことができる "しゃべり場"を開催しています。

 会場: 福井市まちづくりセンター「ふく+」
      福井市中央1-9-27 地図(Map)


  【これまでのテーマと参加者数】
日時 外国人
市民
日本人
市民
参加者
合計
テーマ
4月11日 7 9 16 はっぴとさくら
4月25日 3 8 11 言葉と文化、漫画と文化
5月9日 9 10 19 もうすぐ母の日
5月23日 9 13 22 はっぴフレームと生け花
6月13日 7 11 18 こんな時どうする~伝える力~
6月27日 9 14 23 梅干し
7月11日 6 13 19 みなさん ごきげんよう
7月18日 4 12 16 私を旅行に連れてって
8月8日 4 12 16 日本サバイバル

外国にルーツをもつ子どものための日本語サポートクラスを開きました!
   日常会話に不自由がなくなり日本語初期指導を終了しても、学習言語が十分に身についていないと学校での学習に困難を抱えることがあります。そうした子どもたちサポートするクラスを開きました。

◆外国にルーツをもつ子どものための日本語サポートクラス
   (当協会主催のサポートクラス)
 外国にルーツをもつ子どもたちが多く在籍する東安居地区で第2、第4木曜日にサポートクラスを開催しました。
 開催日: 5月8日、22日、6月12日、26日、7月10日(いずれも木曜日)
 会場: 東安居公民館 

◆外国にルーツをもつ子どものための夏休み日本語サポートクラス
  (福井県国際交流協会主催、ふくい市民国際交流協会共催)
 外国にルーツをもつ子どものための夏休み日本語サポートクラスを開催しました。多くの子どもたちが日本語や夏休みの宿題に取り組みました。また、小学生は紙芝居の読み聞かせやサイコロトークなどのゲームを通して日本語を学びました。
 開催日: 7月19日、26日、8月2日、9日(いずれも土曜日)
 会場: 福井県国際交流会館
第21回北陸都市国際交流連絡会の研修会に参加しました!
   国際交流・多文化共生に関する様々な課題について考え、北陸の国際交流協会関係者やボランティアと情報交換や交流をすることを目的に、7月4日(金)、5日(土)富山市国際交流センター及び高岡市生涯学習センターで開催されました第21回北陸都市国際交流連絡会研修会に、当協会から16名が参加しました。
【参加者の声】
 ・他県、他市の活動をいろいろ知る機会となり、視野が広がった。
 ・討論の時間が足りないと思うほどだった。
 ・北陸3県の国際交流に関わる人達と意見交換できるという貴重な体験ができた。
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多文化共生の地域づくり事業を湊地区で行いました!
   地域に住む日本人市民と外国人市民が、その地域において交流し、信頼できる人間関係を築くきっかけとなるよう、一年を通して取り組んでいきます。
 今年度は、外国人が多く住む地域である湊地区と東安居地区で行います。

◇湊さくら祭りブース出展
 日時:4月13日(日)
 協会の取組みを湊地区の住民に知ってもらうため、事業の紹介を行いました。また、湊さくら祭りの来場者に、アンケートにご協力いただき、多くの日本人が「外国人の母国の言葉や料理、文化を習ってみたい」と感じており、外国人は「日本の料理や文化を習いたい」「母国の料理や文化を教えたい」と感じていることが分かりました。

◇湊地区防災訓練参加
 日時:6月22日(日)
 湊地区に住む外国人住民7名が防災訓練に参加しました。あいにくの雨でしたので、屋内で新聞紙スリッパの作り方や、災害用ランプの作り方、地震や風水害で避難する際にどこへ行けばよいか、災害時にどのように身を守るかについて学びました。
最後に湊地区の大勢の参加者の前で参加した外国人住民が自己紹介をし、温かい交流ができました。今回の訓練での出会いが、いざというときに繋がってほしいと思います。

◇湊地区ゆかたの着付け体験と異文化交流
 日時:7月12日(土)
 湊地区に住む外国人住民と子どもたちが浴衣の着付け体験をし、その後ブラジルをテーマに交流しました。サンバのステップを習い、浴衣でサンバを踊りました。
第一回通訳ボランティア研修会を7月13日に開催しました。
   福井市を訪れる外国人観光客は年々増加しています。
 新幹線開通に向けてもますます盛んになると思われるインバウンド観光。

 今年度7回開催予定の「福井の歴史文化通訳研修会」の一回目は、7月13日に、金沢グッドウィルガイドネットワーク代表の安立利光氏を講師にお招きし、団体の活動内容、体制、また通訳の心構えについてお話を伺いました。
 そのあと、福井市の魅力を伝える観光案内についてグループで考えました。
 ボランティアのみなさんのモチベーションも高まり、とても充実した研修会になりました。

 ~今後のカリキュラム案~

 ・第2回  9月 21日(日)養浩館
 養浩館にて案内説明を学ぶ
 ・第3回 10月5日(日)福井県国際交流会館第1会議室
 養浩館の案内通訳研修会
 ・第4回 11月16日(日)郷土歴史博物館
 郷土歴史博物館にて案内説明を学ぶ
 ・第5回 12月 6日(土)福井県国際交流会館第3会議室
 郷土歴史博物館の案内通訳研修会
 ・第6回  2月 14日(土)福井県国際交流会館第3会議室
 通訳研修会、インバウンド観光講座
 ・第7回  3月 15日(日)
 実践:外国人を案内しよう!

 ※いずれも時間は13:30~15:30
 ※第3、5、6回の研修会にはネイティブの指導があります。
 ※第2回から参加される方を募集しています。
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ワールドツアー 「スポーツ交流」を開催しました。
   6月22日(日)、清水マイドーム、ふくい健康の森スポーツセンターにて、「スポーツ交流」を行いました。
 健康に関する講話(福井工業高等専門学校教諭、東 章弘先生)の後、おろし蕎麦を食べて、スポーツチャンバラ
(講師:鍛冶多恵先生)を中心に、竹馬、コマなどの日本のあそび、ダーツなどをして楽しく交流しました。

   
当協会の平成26年度総会を開催し、公益法人への移行を決議しました!
   6月14日(土)、福井県国際交流会館において、平成26年度定時総会を開催しました。31名の会員が出席し、平成25年度事業報告及び収支決算報告、平成26年度事業計画及び収支予算について審議され、すべての議案が承認されました。また、平成27年4月1日をもって一般社団法人から公益社団法人へ移行することも決議されました。
 総会終了後、会員向け講座を開催しました。地域交流促進事業で活躍していただいているイシドルジ・バヤルマさんから、モンゴルの文化の紹介や、民族舞踊を披露していただきました。
第23回福井市ジュニア大使が、市役所で帰国報告会を行いました!
   4月10日(木)福井市役所本館8階会議室にて、東村福井市長はじめ、市関係者、協会役員、保護者の方々にフラトン市派遣の報告会を行ないました。
 ジュニア大使は、先日の事後研修会で準備したパワーポイントを使って、プレゼンテーションを行い、派遣中の様子を報告し、また一人ひとり派遣の感想を述べました。
 みなさん国際交流により一層関心を持った様子で、これからも積極的に国際交流活動に参加し、福井市の国際化に役立っていきたいと伝えました。
 福井市長は、フラトンでの貴重な体験を学校や家族など周りの人達に伝えて欲しいと述べ、これからの福井市の国際化を担う青少年に期待を寄せていました。
地域交流促進事業(外国人講師派遣)でベトナムを紹介
   4月9日、清水東デーホームでベトナム出身のイエンさんが、ベトナムの文化を紹介しました。デーホームの皆さんからは、「ベトナムの食べ物、気候、習慣などをとても分かりやすく紹介してもらい、大変楽しかった」「民族衣装のアオザイが、とても素敵だった」と楽しく交流できたとの感想をいただきました。
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